ツボを押すと血行が良くなり、筋肉がほぐれて筋肉疲労を解消する効果があります。目の筋肉をほぐしてくれるツボは目の周辺にたくさんあります。
中でも効果が高いといわれているのが3つのツボ睛明(せいめい)、客主人(きゃくしゅじん)、風池(ふうち)です。
睛明
頭の内側と鼻とが重なった凹んだ部分ですこの部分を目を閉じ、親指と人差し指で優しく約1分程度押します。
ツボを押しながら目を強くつぶったり、円を描くように押したりすると色々な方向から刺激を与えられるので、疲れ目をほぐす効果が高まります。
客主人
目じりともみ上げを結んだ線の中央部分にあります。こめかみ付近です。
中指を人差し指の上に重ね、顔を挟むように、円を描くように押していきます。目が近いので力の入れすぎには注意してください。
風池
耳の後ろにある下に向かっている骨の先端から髪の毛の生え際を線で結びその線に沿っていくと中央付近で凹んだ部分があります。そこが風池です。
両手の親指で押します。残りの指は頭を包み込むように添えます。10秒間息を吐きながら指圧し、その後息を吸いながら指を離します。この動作を10回行うと疲れ目だけでなく首のこりも和らぎますよ。